【タイム】thyme / タチジャコウ草
原産国: 地中海沿岸、南ヨーロッパ
主産地: フランス、スペイン、ポルトガル
薬 効: 咳き止め、二日酔い、防虫、防カビ
ヨーロッパでは古くから親しまれてきたハーブ。イタリア、フランス料理には欠かせません。
すがすがしい香りと甘い辛味があります。
生葉はブーケガルニ、エイブドプロパンスなどにもよく使います。
肉類も合いますが、魚介とよく合うので臭み消しに魚介の下ごしらえとして茹でる時に使います。
ワインを使った煮込みやトマト煮、クリーム煮、貝のチャウダーなどには煮込んでも香りがとばないのでホールを込む時に入れ一緒に加熱します。
粉末は、仕上げに入れますが、苦味が少し強いので入れすぎに注意。
相性が良いのはセージ、ローズマリー。
それらとガーリック、レモン汁、オリーブオイルと混ぜマリネード液を作り、エビ、魚介を漬け込んで焼いたり、
貝、野菜にかけてオーブン焼きにしたりすることもできるので、美味しいさのバリエーションが広がります。
その他、ぜんそくやのどの痛みはハーブティーで。痛風、神経痛、筋肉痛は、お風呂に入れて使うと痛みが緩和。
精油はアルコールに混ぜてスプレーするとカビ防止効果もあります。